Seasar Conference 2008 Autumnに行ってきた

以前からSeasar Conferenceに行きたかったので、先日9/6行ってきました。
以下、自分が聞いた各セッションごとの感想などを

  • 理事会活動報告
    • OSS基金について、Seasarというブランド名を大事にすべきじゃないか。開発者だけがターゲットでいいのか?ドキュメントや各環境でのテストなどには?
    • ボランティアとフルタイム
    • 教育と成果
    • プロダクトとコミュニティの分離
  • SAStrutsS2JDBC
    • そもそもなぜ?
    • SAStruts
      • Scaffold
        • CLUDアプリをすぐに作れる
      • ちょっと修正、確認
      • 常に動く状態で開発
        • CIを導入する場合は物凄く重要なところ
    • S2JDBC
      • エンティティクラスの生成
      • 流れるようなインターフェース
      • 変更は、JavaのクラスからDBのスキームへ
      • テーブルの変更はdropdb-createdb方式
        • 開発時はいいが運用時に変更が入る場合は、つらいと思う
  • T2 -the WEB2.0 Connector-
    • T2Frameworkは組み込みやすいフレームワーク
      • Webにつなげる、つながることに特化している
      • リクエスト、レスポンスプロセッサという印象を受けた
    • ステートレス
    • マルチビュー(テンプレートエンジンを選ばない)
    • バリデートはしない
    • 規約を使わず、アノーテーション
    • コンバートは極力使わない
    • 対応データ形式はREST/JSON/POX/AMFなど
  • フレームワーク再考 (ColdFusion-cfneoによるテストというお仕事の整理)
    • フレームワーク乱立時代、フレームワークは生産性向上につながっているのか?
    • ColdFusion
    • cfneo
      • ColdFusion用のOSSのテストフレームワーク
      • 画面にアクセスすることでUnitTestを実施
        • CIツールで定期実行すればいいと思った
        • レポーティング機能があればスーツに訴えかけやすくなる
    • その他
      • 各ドキュメントそのものが相互に断絶している→ミスや漏れが発生しても気づかず、手戻りコストが増大してしまう
        • じゃぁ、どうすればいいのか、というところでUnitTestのようなものがひとつの解
  • 仕事の加速装置、Tugboat.GTD
    • GTD
      • タスクを書き出し、整理して、順番どおりにこなす
    • Tugboat.GTD
      • GTDを実践するためのWebツール
      • 直感的に操作できるUI
      • Tomcat + Derbyバンドル版(試用用)がある
        • DerbyとPostgreSQLの使い分けのところの話を聞けてよかった→ビルド時にどっちを使うか決めている模様
  • Lighting Talk
    • Swingをもっと手軽に - S2Swingの紹介
      • id:kaiseh*1
      • Swing Application Framework + Beans Binding
      • リアルタイムでモデルとビューをつなげる
        • Lisner地獄から脱出?
        • そもそもこれってSeasar2必要なの?と思った
    • ついにオープンソース化!TERASOLUNAフレームワーク
    • 全ては定時退社のために
      • 定時退社ラブ
      • 効率を上げるのはいいけど、CIツール使うとかそういうのがなくて残念
    • Sabbotter開発でさぼった
    • Webコンテナ活用法再考 - new から始まるWebコンテナ
      • CATALINA_HOMEってなんですか?
      • インストールしにくいなど
      • そこでSDLoader
        • Jar一個のオレオレサーブレットコンテナ
          • FatJarで作っていると予想
          • Winstoneを使わないのは、ライセンスが気に入らなかった模様
        • クラスパスにとおせば、サーブレット開発も問題ない
        • ポートは空いてるものをランダムに取得
        • SWT内蔵で夢が広がりんぐ

総じて、よかったです。
ただ、聞きたかったセッションが被りすぎていて、泣く泣く選択したのが惜しい感じはします。
それを入れても、よかったです。
特に、Seasar関連でないものも発表できたのが大きいですね。
次も同じようになるのなら、発表してみたいと思いました。


そして、カオスになった2次会以降は、ここで書くには余白が少なすぎる。

*1:TopHatenar,HatenaMaps