富豪的プログラミング

http://pitecan.com/fugo.html
富豪的プログラミングとは一言で言えば、メモリ管理や実行効率を意識せずにバグの入りにくい短いコーディングや可読性に富んだコーディングを行うこと。
特にGUIでは富豪的だと言われている。
例えばGUIでは、変更があった個所だけ再描写していうのではなく、変更があればすべてを再描写している。
昨今、ハードの能力が日進月歩で発展しているため、とりあえず最初のプロトタイプは富豪的プログラミングで組むのが有効だろう。
そして、性能測定をして問題の個所だけを切り出し、可読性が悪くなろうとも性能改善を行う。
ただし、これはあくまでも性能とトレードオフしていることを、プログラマーが理解していることが大事だ。
言い換えると、適切なアルゴリズムを理由もなしに、それよりも効率の悪いアルゴリズムを採用してはならない。
ここで言う理由とは、可読性やバグの入りやすさとなる。


富豪的が良いか悪いかではなく、ひとつの方法論で、徹底的に貧民的プログラミング*1を追求すべきこともある。
自分が今求められているものは、富豪的なのか、どれほどなら許容される範囲なのか、というところが大事。

*1:富豪的とは正反対で可読性よりもメモリ管理と実行効率を最優先するプログラミング