Windows環境にTomcatをインストール

WEB Java Windows

忘備録としてApache Tomcatをインストールした手順を。
参考になれば幸いです。
前提条件：jdk1.5がインストール済み。

  • 公式サイトから5.5.23のCoreのZipファイルをダウンロード。
  • 解凍してそのフォルダを適当な場所に移す。
  • 環境変数JAVA_HOMEが設定されてなければ設定する。
    • スタート->設定->コントロールパネル->システム->詳細->環境変数->新規（システム環境変数のほう）
    • 変数名にJAVA_HOME、変数値にjdkのインストールされているフォルダ(例、C:\Program Files\Java\jdk1.5.0_12)を記入してOKボタンをクリック。
    • 環境変数CLASSPATHにjdkのフォルダ以下のlibフォルダ(例、C:\Program Files\Java\jdk1.5.0_12\lib)が登録されていなければ、上記同様に登録する。(すでにCLASSPATHがある場合は変数値の最後に”；”をつけて、その後ろから変数値を付け足せばいい)
  • 環境変数Pathにjdkのbinフォルダが登録されていなければ、上記同様に追記しておく。
  • 環境変数CATALINA_HOMEを設定する。
    • 上記と同様に変数名にCATALINA_HOME、変数値にさきほど解凍したTomcatのフォルダ（例、C:\Tomcat5.5.23）を指定する。



動作確認：
Tomcatのbinフォルダのstartup.batを実行（マウスでダブルクリック）すると起動する。
ブラウザで"http://localhost:8080/"にアクセスして見ることができれば完了。
shutdwon.batを実行すると終了する。


動かない場合：
Tomcat起動時に起動時のログが吐かれる。
そのログは解凍したTomcatの以下のlogsフォルダにログファイルとして保存される。
catalinaから始まるファイルがTomcatのログファイルなので、そのログのExceptionの部分をよく読む。


具体例：
2007/05/26 18:38:14 org.apache.coyote.http11.Http11BaseProtocol init
致命的: エンドポイントを初期化中のエラーです
java.net.BindException: Address already in use: JVM_Bind:8080
・・・
LifecycleException: プロトコルハンドラの初期化に失敗しました: java.net.BindException: Address already in use: JVM_Bind:8080
・・・
こういった例外（Exception）が発生すれば、それはポート8080番（TomcatのデフォルトのHTTPポート）が使われているので、設定ファイルを変更するか8080を使ってるサービスかアプリケーションを終了させる。


補足：
「\」は「￥」
Windows用のインストーラを使うと環境変数の登録はしてくれるみたい。