Jenkins実践入門

Jenkins実践入門 ?ビルド・テスト・デプロイを自動化する技術 (WEB+DB PRESS plus)

Jenkins実践入門 ?ビルド・テスト・デプロイを自動化する技術 (WEB+DB PRESS plus)

献本いただきました。
技術評論社の傳さん、ありがとうございます。


今日のお昼過ぎに手元にとどきまして、さっそく読んでみました。
Javaに特化した内容が多いですが、JenkinsやCI初心者にお勧めの一冊です。
CIとは何か?Jenkinsの使用するためのはじめの一歩的なところを丁寧に説明されています。
Jenkinsのインストールから、SCMの具体的な設定方法、コンパイルとJarへのパッケージングや、ユニットテストカバレッジ、静的解析(インスペクション)の具体的なやり方やデプロイなど、一通りCIで行えることが記載されています。
初心者は特に、何をしたらいいのかわからない、何ができるのかがわからない、ということで躊躇しがちですが、この本を読む限りそういうことはないでしょう。
また、もうすでにプロジェクトに導入し、使用している人たちにとっては、Viewのカスタマイズやファイル指紋、BTSなどのほかのツールとの連携など、より一層Jenkinsを便利に使う方法が記載されています。
それだけでなく、Jenkinsのプラグインの開発方法や、分散ビルド、パフォーマンスチューニングなど、より深く使用するための方法も記載されています。
この本は内容のボリュームはあるのですがページ数が320ページほどで、このボリュームを説明するにはいささか少ない印象です。
あと100ページぐらい欲しいと思えるほど、もっと深く知りたい内容が含まれています。


簡単な紹介でしたが、今まさにJenkinsを使いたい、使ってる人にとっては一読してみる価値はあると思います。
プロジェクトに明日から使える、便利な方法や発見があるかもしれません。