コミッタになることについて

コミッタになることで自分から名乗り出ることってどうなの?という話です。
コミッタは自分で名乗り出てなるものではない
コミッタには気楽になっていいんだよ
コミットすべきものをもってるなら誰でもコミッタにはなれるよ
続: コミッタは自分で名乗り出てなるものではない
なにやらid:t_yanoに言及されたので、自分もコミッタについて一言。
議論されているとおり、やっぱり何かしらコミットしたいものを先に用意するのがベストですし、コミッタになれて当然というものでもないと思います。
Apache Software Foundationは聞いている通りコミッタになりにくいみたいですし、それに比べるとSeasarプロジェクトはコミッタになる敷居は低いと思います。
自分の知人の何人かはすでにSeasarプロジェクトのコミッタです。
現在Hudsonの日本でのコミッタは正確にはわかりませんが、自分も含め5人ぐらいいると思います。
それで、それぞれのプロダクトごとの文化というものがあるので、それを見てから合わせていくのがいいんじゃないかなと思います。
そういうわけで、上であげたブログとは違ってかなり具体的な自分の話をしようと思います。


自分はHudsonをハックしようとしてそれをブログに書いたら川口さん(id:kkawa)に誘われたので、コミッタになってみました。
このときは現在と違って、日本でのコミッタはほとんどいなかったと思います。
それで、そのときは何をするか決まっていない状態でしたが、しかし小さいことながら何かできることがあるはずだと思っていました。
何もしないままそうこうしているうちに、Hudsonの国際化対応*1の仕組みができたということが川口さんのブログのエントリーにあがりました。
じゃあ、日本語については自分もやろうと思い、ちょっとやってみると意外とできたのでそのまま少しずつ進めていった、という感じです。
また、日本語化だけでも面白くないのでTwitter4Jを使ってTwitterにポストするプラグインを書いてみる、ということもしてみました*2
という感じで、自分はコミッタになってやることを見つけた、という順番です。


それで、なんで自分のような大したことない人間をコミッタにしたのかは、聞いてないので確かなことは言えません。
ただ、自分がコミッタになって日本語化を少し進めていくことで他のl10nが進みやすくなったり、Hudsonの宣伝をすることで日本ユーザが増えたり、日本でのコミッタになることの敷居が下がったんじゃないかな、と思います。
先ず隗より始めよ、ですね。
そういう狙いでコミッタを採用するのはいいかもしれません。
今回たまたまうまくいっただけかもしれませんが^^;


要はプロダクトオーナのさじ加減次第ってことですかな。

*1:正確にはStaplerの国際化対応

*2:最近意外なことがありまして、改造してくれる人が出てきてびっくりしてます。