何を質問したらいいかわからない問題

初学者が、例えばプログラミング初心者などが、よく言う言葉で「何を質問したらいいかわからない」と言うことが結構あります。
自分もそう思うことが多々ありますが、だいたいは何かしらもっといい聞き方を思いついています。
そもそも、そんな聞き方しても聞かれたほうが困るというのが実感しているから、というのが自分にとって大きいと思います。
ただ、わかんないものはわかんない、となるのも理解できます。
ということで、自身の体験も含めて軽くまとめてみます。


  • そもそも情報量や知識量が圧倒的に不足している

専門用語を全くと言って知らないため、読むもの聞くもの全部が暗号のようになっています。
暗号なんて解読するには時間も労力もかかり、専用のテクニックすらも必要です。
そりゃ、ちんぷんかんぷんです。
しかし、識者たちも文中の全ての単語を知っているわけではないです。
なのに理解できるのは、既知の単語から未知の単語の意味を推測しているからです。
よって、未知の単語を見つけたら、辞書なりGoogle先生なりで探して、その中でもわからないものは再帰的に調べていけばいいんじゃないんでしょうか。


  • 概念が理解できていないor間違った理解をしている

書いてることや聞いてることと思考とが、そもそもずれているケースです。
自分ではどこでずれていたり矛盾が発生しているかわからい状態です。
この場合は、自分はこう理解している、ということを議論している相手にはっきりと伝える必要があります。
また、ここまで理解していてここからはよくわからない、ということを伝えるのも有効だと思います。


  • 情報や知識が未整理で体系だって理解できていない

個別の内容については理解してますが、応用的なことになると途端にわからなくなるケースです。
この場合は、情報や知識を整理し、それらを横断的につなげる訓練が必要になります。
訓練が必要なため、すぐにどうこうというのは難しいかもしれません。


  • 考えることを放棄している

好奇心がないと自ずとそうなりますよね。
これが一番厄介です。
何が楽しくてプログラミングなんてしているんだ、と思いながら仕事だからというスタンスでやってる、というケースは意外と多いと思います。
正直言うと、内心の自由なので好きにしてください。

最後に、ここでまとめたのはすくなくとも、「何を質問したらいいかわからない」という質問を回避するためです。
この質問をしなくなったからといって、良い質問とは限りません。
どうせしないといけないなら、出来る限りですが、良い質問をしたいものですね。